あきた冬まつり「横手かまくら」

2018年2月15日(木) 秋田県横手市の民俗行事「かまくら」の報告です。横手の「かまくら」は、約450年の伝統があり水神様をまつる小正月行事です。かまくらの中では、子供たちが、甘酒やお餅を振る舞います。


かまくら in 木戸五郎兵衛村2018 (雄物川)

民家苑「木戸五郎兵衛村」は、郷土の先人たちの知恵を学ぶために古民家(江戸時代~明治時代)4棟を移築・復元したものです。苑内にある「木戸五郎兵衛稲荷神社」にちなんで木戸五郎兵衛村と名付けられました。※市指定有形文化財(平成18年4月1日)  夕暮れの雰囲気が何とも言えない風情があり人気上昇中!横手市役所前からの見学バスも大盛況のようでした。インスタ映え・・・・間違いなし!

木戸五郎兵衛村「旧石黒家」(建築年 江戸時代末期) お餅と漬物のふるまいを頂きました。囲炉裏端でつきたてのお餅で作ったお汁粉と名物漬物(いぶりガッコ等)の盛り合わせと“ナタ漬け”一皿と豪華なおもてなしを受けました。お隣のお客さんは、四国の愛媛県からいらっしゃったそうです。念願の横手かまくらに来れて感動しておりました。本物のおもてなしがここにあり!といった感じです。  

旧佐藤家(建築年 明治2年)では、地元の料理や巻き寿司などの物産販売をしていました。すべて地元のお母さんたちの手作りということで外国人の方々にも人気とのことでした。なんといっても地元の皆さんの笑顔が一番です!

カラフルで美味しそうな巻き寿司(細工ずし)パックです。

細工ずし 1個150円、3個400円  3個入りがオトクですね。

雪華こころ 1パック500円  納豆汁300円 どれも美味しそうで迷ってしまいます!

木戸五郎兵衛村から移動して横手市内「二葉町かまくら通り」へ。 17:15頃からだんだんと暗くなり雰囲気がでてきました。二葉町は、地元住民の温かい“おもてなし”でお迎えしてくれます。 

続いて、蛇の崎川原です。蛇の崎川原の橋から見える沢山のミニかまくらは、観光客の目を楽しませてくれます。橋の上は、フォトスポットで大勢のカメラマンが三脚を立ててシャッターを切っていました。

横手南小学校へ移動です。お天気は良いのですが、とても冷えてきました。顔が冷たくなるのでマフラーやネックウォーマーでのガードがおすすめです。一つ一つに願いが込められたミニかまくらが横手南小学校の校庭に並んでいます。なんとなく心が洗われる瞬間が何度も訪れました。

それでは、次の会場へ・・・・

続いて、羽黒町武家屋敷通りに到着です。横手南小学校の会場からは裏手になり数分で着きます。人気のカマクラスポットでもあり、各かまくらの前は、“おもてなし”の順番待ちで混雑中でした。地元の子供会や中学生の生徒が一生懸命おもてなしをしています。感動!

横手の雪まつりを盛り上げる夜店。横手市役所前のミニオンズ雪像がお迎えしてくれます。雪像の前ではたくさんの観光客が記念写真を撮っていて、大にぎわいでした♪



最後に、

雪と光が織りなす幻想的な風景が魅力の「横手かまくら」。

450年の歴史を誇るこのお祭りの一番の良さは、地域の人々の人情や、温かい「おもてなし」なのではないでしょうか。

それは氷点下の世界だからこそ、温かく一層感じられるものだと思います。

「はいってたんせ(どうぞ、お入りください)」という穏やかな呼び声に誘われて、地域の人々のやさしさに触れられます。

「横手かまくら」に、ぜひ足をお運びください。

                                                                                                                           TOHOKU I TOURS

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