あきた冬まつり「六郷天筆と角館火振りかまくら」

2018年2月13日(火)

六郷のかまくら行事のひとつ天筆書き体験と角館火振りかまくらの報告です。

●美郷町の「六郷のカマクラ」は、毎年2月11日~15日に行われます。700年余りも続く小正月行事で、願い事を書いた五色の天筆が町中を彩ります。

●角館の「火振りかまくら」は、毎年2月13日~14日に行われます。炭俵に縄を付け火をつけて自分の周りをゆっくりと振り回し、無病息災や家内安全を祈ります。


まずは、天筆です。天筆には各家の願い事が書かれています。天筆の願い事を神様に届けるために左義長の火で焼きます。六郷のカマクラの中心行事ということで、さっそく天筆書き体験にチャレンジ! 簡単に考えて挑んだものの約5メートルの長さの紙に記入例に従って漢字をたくさん書かなくてはいけません。思い浮かべてみると、小学生から習字なんてやった時ありませ~ん。                                 ※名水市場「湧太郎 國之響ホール」 体験料200円


願い事を書いた天津は、湧太郎のホールに吊るして保存してくれます。

15日の竹うち二回戦終了後の天筆焼きで、願い事を神様に届けてくれます。

天筆に書く内容は、『奉納 鎌倉大明神 天筆和合楽 地福円満楽 天下泰平楽 〇〇〇〇楽 新年の年の初めに筆とりて 万の宝 かくぞ集むる 戌年正月吉日 氏名 敬白』と書きます。〇〇〇〇楽のところに家内安全などの願い事を書き込みます。部活への思いや恋愛成熟、成績向上など人の願いは様々です。 願い事を書くまでに漢字をたくさん書きますので、なんとなく気持ちが落ち着き願いが叶うかも・・・・と思いも強くなってきます。

ぜひ、天津書き体験をきっかけに「六郷のカマクラ」を満喫してみてはいかがでしょうか。


続いて「角館の火振りかまくら」です。2月13日(火)は、観光行事として角館の桜並木駐車場で開催されます。火振りは炭俵に1メートルくらいの縄を付け、かまどからその俵に火を付けて自分の体の周りを振り回し、無病息災や家内安全などを祈ります。ゆっくりと回すのがコツのようです。火がついて焦ってグルグル回してしまいがちなので、係の人から「ゆっくり~ゆっくり~」とよく声が掛かっていました。

13日は観光客向けなので、会場奥の本部テントで参加申し込みを受け付けています。参加料金は、500円也。隣のテントで「はんてん・軍手・頭に巻く手拭い」の三点セットを貸してくれます。着替えが終わったら俵をもらって火振りの始まりです。

※今回撮影したカメラは、普通のコンパクトデジカメです。三脚立てて「花火モード」と「夜景モード」を駆使して撮ったものです。

これから、火振りが始まります!

三脚なしで撮影。火振りかまくらは、「雪の中に描かれる華麗な火の輪が冬の夜のメルヘンの世界に誘います。」と広告チラシに書かれていましたが、手振れするとこんな感じになるので要注意であります。火事ではありません(*^^)v

手振れシリーズ第2弾!  こんな炎からでも無事脱出! 無病息災。家内安全。間違いなし! カメラの事前チェックを忘れずに行きましょう。

角館の小正月伝統行事「火振りかまくら」は、自分で体験するも良し。写真撮影を楽しむのも良し。の二刀流で楽しめる行事です。ぜひ、お出かけしてみてはいかがでしょうか。


TOHOKU I TOURS


TOHOKU I TOURS STAFF BLOG

ツアーの内容や添乗員報告などタイムリーな情報をお届けします。

0コメント

  • 1000 / 1000